本日、音楽界にビッグニュースが入ってきた。なんと、スパイス・ガールズが再結成するという。
スパイス・ガールズが再結成を発表
これまでも何度か再結成の噂がたったことはあったが、あくまで噂の域を出ることはなかった。メンバーがあまり再結成に前向きではないとか、ビクトリア・ベッカムはもうファッションの世界にかかりきりで音楽界に戻る気がないとか、そんな理由で再結成はないだろうと思われていたのだ。そん中で、このたび急に再結成という運びになったのは、おそらく金銭面で断り切れない誘惑があったからだろうと言われている。まあ、往年のスターグループの再結成というのは、表向きは何であれ、本当の目的はおおむねそういうことだ。
「大好きなガールズたち!ほんとにうれしい!楽しみ!」
ビクトリア・ベッカムはインスタグラムにスパイス・ガールズのメンバー5人が集結した写真を投稿し、そこにこのようなコメントを添えた。また、そこには #friendshipneverends(変わらぬ友情)、#girlpower(ガール・パワー)という2つのハッシュタグも付いている。現在はデザイナーとして成功を収めているビクトリアだが、スパイス・ガールズ時代の栄華を忘れたわけではないようだ。
メンバーひとり当たり18億円の収入か
イギリスのメディアには数日前から再結成の噂が流れていたらしく、まだ具体的にどのような活動をするのかは決まっていないのだが、この再結成によってメンバーひとり当たり13百万ユーロ(約18億円)ほどの収入を手にする見込みだという。
「いままでずっと、世間から私たちの再結成を期待されているのを嫌というほど感じていました。そして今やっと、新しいチャレンジをするいいタイミングが来たということです」
彼女たちはこのようなコメントを発表し、女性たちを勇気づける活躍をしたいと抱負を述べた。おそらく、アルバムを制作し、その後に世界ツアーを行うと見られているが、他にも90年代の音楽のリバイバルを狙うなど、様々なプランがありそうだ。
夫ベッカムの夢実現との交換条件だった?
この再結成の仕掛人はスパイス・ガールズのマネージャーだったサイモン・フューラーだと言われている。ちなみに彼はグレートブリテン島(イギリスの本島)随一の大富豪の一人。フューラーは、最後まで再結成に乗り気ではなかったビクトリアを説得し、フルメンバーで再結成を果たすことに成功した。ビクトリア抜きでは話題性も半減してしまうため、彼女の参加は再結成に欠かせなかったのだ。
フューラーは、イギリスのエンターテインメント業界の大物と言える人物だが、実は、先ごろ、ビクトリアの夫であるデイビッド・ベッカムらがマイアミに設立したサッカーチームの出資者にも名を連ねている。MLSにチームを持つのが夢だったというベッカムだが、もしかすると、夫の夢を支える代わりにビクトリアは再結成を受け入れたのかもしれない。