アントワーヌ・グリーズマンといえば、なによりもまずシメオネが率いるアトレティコ・マドリードのエースであり、「チームの顔」のひとりだ。しかし、彼の情熱はサッカーだけにとどまらず、それ以外の分野でも実際に大成功していることがある。
大のNBA好きとして知られるグリーズマン
サッカー選手の中にはNBAが好きな人も多いが、グリーズマンもそんな選手の一ひとり。先日には、そんなNBA好きが高じてか、「今週のベストプレー」を勝手に選んで動画を編集し自身のインスタグラムに投稿している。
また、クリスマスにはNBAを見にアメリカを訪れていたようで、試合を観戦したり、憧れのスターたちと写真を撮ったりして休暇を満喫していたようだ。
しかし、つい3か月ほど前、グリーズマンは新しい挑戦を始めた。なんと、今度は幼児向けの絵本作家としてデビューしたのだ。本の中では、サッカーに対する情熱やプロサッカー選手になるまでの道のりなどを語っている。
チーム「グリージ」を率いるグリーズマン
今回出版された絵本は「Goal!」と名付けられ、160ページほどの本の全6冊構成になるという。2019年の2月に完結する予定だ。対象年齢は8歳から12歳の子供で、「トニー・グリージ(Tony Grizi)」という主人公が活躍する物語。もちろんグリージのモデルはグリーズマンだ。
グリーズマンがこの新しい絵本プロジェクトを始めた理由は、小さい頃に「ベッカムやジダンの物語を読んで、大いにインスピレーションを受けた」からだという。
絵本の出版以来、子供たちが絵本を楽しんでくれたのか気になっていたようで、本を読んでいる姿をソーシャルメディアに投稿してくれた子供たちの姿をまとめて、自分のインスタグラムに投稿した。そして、投稿には、グリーズマンから子供たちへの感謝がつづられている。
「僕の絵本 #Goal を読んでくれてほんとうにありがとう!君たちはもう #TeamGrizi の一員だよ!」