「神の子」がついにインスタグラムにデビュー。
マラドーナの公式インスタグラム・アカウント
歴代最高のサッカー選手のひとりで「神の子」と呼ばれたディエゴ・マラドーナがインスタグラムの公式アカウントを開設し、さっそく投稿を始めた。
まだ2日しか経っていないが、マラドーナはすでに48個もの写真を次々に投稿している。現在はアラブ首長国連邦(UAE)のクラブ「アル・フジャイラ」で監督を務めるマラドーナ。記念すべき最初の投稿には「1986年6月29日。メキシコ。アステカ・スタジアム。忘れられない日だ」とコメントした。
マラドーナは何気ない日常の出来事や、UAEでの仕事風景などを投稿している。その他には、ワールドカップでの思い出や、ローマ法王フランシスコと謁見したときの様子などもシェアしている。
これが唯一のオフィシャル・アカウント
また、マラドーナは自分がボードを持って写った写真を投稿し、その中で「このアカウントが唯一の公式インスタグラム・アカウント」だと伝えた。
今までの投稿を見ると、リラックスして生活を楽しんでいるマラドーナの様子をうかがうことができる。友人たちと一緒に夕食をとっているところや試合に向けて練習をしているところ。あるいは、マラドーナ自身が同年代のおじさんたちと健康のために身体を動かしている姿も見ることができた。
マーケティングに気を遣うマラドーナ
いまや多数の閲覧数を誇る有名人のインスタグラムにとってマーケティングは欠かせないものだ。マラドーナもその例にもれず、最近の投稿ではしっかりと気を使っている様子。
アカウント開設直後の投稿にはそうした気配はあまりなかったのだが、最近の投稿では、自身が所属するクラブ「アル・フジャイラ」のスポンサーをつとめる「ナイキ」のロゴをしっかりと隠している。実はマラドーナ自身は別のブランドと契約をしているのだ。そのため、ライバル・ブランドのロゴを身に着けた姿を堂々と公開するわけにはいかない。
マラドーナというと豪快(というかめちゃくちゃ)な印象だが、実はスポンサーへの気遣いも忘れない人間だった。こんな現実を見て、なんだか複雑な気分になってしまうのは私だけだろうか。