先週2月9日からスタートしたピョンチャン・オリンピック。すでに開始した競技の中で、あるひとつのチームが海外のネット上で話題になっている。
注目を集めているのは、アメリカ代表の女子スキーチーム。
なんと、彼女たちが身につけるスキーウェアが有名コミックのスーパーヒーローのデザインそっくりなのだ。キャプテンマーベルとキャプテンアメリカ。アメリカの大手出版社マーベル・コミックを代表するスーパーヒーローのコスチュームそっくりのスキーウェアを身につけて白銀のゲレンデに現れた選手に、ネット上は競技の中身そっちのけで盛り上がっているようだ。
マーベルとスパイダーの協力で実現したスキーウェア
今回用意されたスキーウェアは「キャプテンマーベル」タイプと「キャプテンアメリカ」タイプの2種類。下記の画像を見比べるとわかるが、「似ている」というレベルではなく、完全にコミックをモチーフにしてデザインをしているのが分かる。
キャプテンマーベルのスキーウェア
キャプテンアメリカのスキーウェア
今回、夢のコラボレーションが実現した理由は、コミックの版元であるマーベルとアメリカ代表のスキーウェアを手掛けるスパイダー社(http://www.spyder.com/)がオリンピックに向けて提携をしたことにある。
現在、世界中の注目を集めているこのスキーウェアだが、実は今回のオリンピックで発表されたわけではなかった。
じつはこの「スーパーヒーロー・スキーウェア」が初めてお披露目されたのは、昨年末にスイスで行われたスキー世界選手権の舞台。残念ながらこの時はたいして話題にならなかったのだが、この度晴れてオリンピックの場で世界中の話題をさらうことに成功した。
マーベルとスパイダーとしては「してやったり」というところだろう。ただ、かっこいいことは確かなのだが、アメリカ人以外がこのスキーウェアを着るのはちょっとハードルが高い気がする。