メッシが故郷アルゼンチンを離れ、バルセロナのユースチームに加わったのは13歳の時。現在30歳になるメッシはそれ以来17年間をバルセロナでいる。つまり、人生の半分以上をバルセロナという街で過ごしていることになる。故郷ロサリオへの変わらぬ想いを秘めながらも(メッシは結婚式をロサリオで挙げている)、メッシの生活はバルセロナに根付いているといって間違いない。
バルセロナの高級住宅地にあるメッシの自宅
メッシは10年以上カステイダフェルスに居を構えている。バルセロナの市街地から25キロほど離れた、落ち着いた高級住宅地だ。ここではファンに顔バレしてパニックになることもないし、野次馬たちの好奇の目にさらされることもない。
この地区の中で何度か引っ越しをしていたメッシだが、後の妻となるアントネラ・ロクソとの同居生活をスタートするため、2010年に住居を購入している。アルゼンチンで知り合い、幼少期から交際をしていた二人だが、メッシが30歳になる昨年の6月に晴れて正式に結婚をした。
メッシの自宅にある、これまで交換したユニフォームが飾られた部屋
メッシの家は、カステイダフェルスの中のBellamar地区という、バルセロナの海が一望できるすばらしい場所にある。ただ、アルゼンチンの雑誌『Pronto』によると、購入した2010年から現在までの8年間で、家自体が大きく様変わりしているという。まず、もともとの家に隣接していた土地を追加購入して庭を拡張し、そこにプールやサッカー場を建設。加えて、最近、家族が増えることを見越して家屋も拡大。チアゴくん5歳、マテオくん2歳に続いて、今年生まれることが予定されている第三子を受け入れる体制も万全のようだ。
何かと気になるメッシの自宅だが、このたび、Youtubeチャンネルの『Puffle』が、これまでに公開された写真や、航空写真など、断片的な情報をかき集めてメッシ宅の全体像をプロファイルした動画を公開。この動画を見ると、なんとなくメッシの生活が見えてくるようになっている。
メッシとアントネラの夫婦は仲がいいことでも知られており、巨万の富を得ているにもかかわらず、華美に飾り立てた生活はしていないと言われているが、はたして本当にそうなのだろうか?気になる人は以下の動画を見て判断してほしい。
メッシ家の近所に住むバルセロナのチームメイト
カステイダフェルスのメッシ宅の近所にはルイス・スアレス一家も住んでいる。メッシとスアレスはバルセロナのチームメイトの中でも、とりわけ公私ともに仲が良いことで知られており、スアレスの妻ソフィア・バルビとメッシの妻アントネラは、ふたりで共同オーナーとしてバルセロナに『Sarkany 』というシューズショップを開店している。
また、先日リヴァプールから移籍してきたフィリペ・コウチーニョも、仲が良いスアレス(コウチーニョとスアレスはリヴァプール時代にチームメイトだった)の誘いで同地区に住むことを予定しているという。