コウチーニョ夫婦

バルセロナ移籍のコウチーニョ夫婦 リヴァプールに心温まる感謝のメッセージを送る

ついにFCバルセロナ移籍が決まった元リヴァプールのフィリペ・コウチーニョ。昨夏から噂されていた念願の移籍が実現し、「とても幸せ」で「夢が実現した」と素直に喜びを語った。

この移籍によってコウチーニョのみならず、彼の妻子(妻アイネと娘マリア)にとっても「新しい年、新しい生活」が始まることになった。5年間暮らし、住み慣れたリヴァプールの街を後にし、一から新たな国、街に慣れるのは簡単なことではない。

新生活にあたっては、過去にリヴァプールに在籍し、コウチーニョと仲がいいことでも知られているルイス・スアレスがコウチーニョ一家をサポートをしているようで、バルセロナ郊外にあるカステイダフェルス(メッシもこの地区に住んでいる)の家が手配されているらしい。ちなみにスアレスはメッシとも私生活で仲が良いため、スアレスをとおしてメッシとコウチーニョの関係も親しくなっていくことが期待されている。ファンとしては、新しい南米トリオがピッチ上ですばらしいコンビネーションを見せてくれる姿を見てみたい。

バルセロナでの活躍が期待されるコウチーニョだが、リヴァプールで過ごした5年間を後悔していることはないようだ。それどころか、彼も妻のアイネも、リヴァプールが大好きだったらしく、互いのインスタグラムで、この街を去ることがとても寂しいし、クラブにはとても感謝していると、素直な気持ちを述べている。

リヴァプールに感謝するコウチーニョ

リヴァプールのユニフォームを身にまとい、ゴールを祝福する自分の姿をインスタグラムに投稿したコウチーニョ。そこには、リヴァプールに対する感謝の気持ちが長文で綴られている。コウチーニョは、リヴァプールを応援してくれたすべての人たちに感謝しているし、この街で過ごした時間を決して忘れることはないと述べたうえで、なぜバルセロナに移籍したのかも自分の言葉で説明した。

コウチーニョがインスタグラムに綴ったメッセージ:

リヴァプールというクラブに到着した瞬間から、みなさんは僕と僕の家族をやさしく迎えいれてくれたし、今では数えきれないほどの友人もできました。

ピッチの中でも外でも、僕はクラブとサポーターたちのすばらしさを実感していました。そのお返しに、僕もリヴァプールサポーターのみなさんに幸せな思い出や瞬間をお届けできていたと願っています。

ここに来る前からリヴァプールというクラブの偉大な歴史を知っていましたが、ここに来て実感したのはこのクラブ独特のハートや気持ちの部分でした。他のクラブでは味わえない、唯一無二の感覚です。

僕がリヴァプールを離れるのは、バルセロナでプレーすることが僕の夢だからです。リヴァプールでプレーすることも僕の夢でしたが、幸運なことにその夢をかなえることができました。ここで過ごした5年間は、文字どおり夢のような時間で、人生の宝物です。サッカー選手としてプレーできる時間はあまり長くはありません。現役生活でチャンスがあるときに、リヴァプールと同じように、バルセロナでもプレーしたいと思いました。

僕は新しいクラブでプレーすることを選びましたが、それは決してバルセロナに比べてリヴァプールの価値が低いという意味ではありません。サポーターのみなさんにも、そのことを理解していただけるとうれしいです。僕の心の中にあるリヴァプールへの気持ちは決して失われるものではありません。

ユルゲン・クロップ監督とチームメイトたちが残りのシーズンで成功をつかむことを心から願っています。リヴァプールはすばらしいチームで常に成長しています。

感謝の気持ちを伝えたい人は数えきれないほどいます。ひとりひとりの名前を挙げたらきりがありません。

リヴァプールで僕のサポートをしてくれた最高のクラブスタッフたち。みんなと別れることになって寂しいです。チームがより高い場所に行けるように全力で働いているオーナーのみなさん。僕を信じて僕をリヴァプールに連れてきてくれたスカウティングスタッフ。選手としても人間としても僕の成長を助けてくれた、いままでプレーしたすべてのチームメイト。すべての人たちに「ありがとう」と伝えたいです。僕がリヴァプールで活躍できたのは、すべてみなさんのおかげです。

そして最後に、リヴァプールにとって最も大切な存在、リヴァプールのサポーターたちへ。リヴァプール在籍中にサポーターのみなさんから応援してもらったことについて感謝してもしきれません。世界のどこにいようが、生涯みなさんへの感謝の気持ちを忘れることはありません。リヴァプールは僕にとってとても大切な存在です。サポータのみなさん、クラブ、そしてリヴァプールの街は、私の心の中に生き続けます。

You’ll Never Walk Alone.

フィリペ・コウチーニョ



コウチーニョの妻アイネもリヴァプール大好き

また、14歳のころから付き合っている、コウチーニョの妻アイネもリヴァプールで過ごした5年間を振り返る数枚の写真をインスタグラムに投稿し、住み慣れた街を離れる寂しさと、5年間の感謝の気持ちを綴った。写真の中には、娘マリアの妊娠と出産の写真が数枚含まれており、娘が生まれた街として強く思い出に残っている様子がうかがえる。

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アイネがつづった感謝のメッセージ:

リヴァプール。私たち家族はこの街で5年過ごしました。この街で過ごした思い出は、私たちの心に強く刻まれています。これからもきっと忘れません ❤ この5年間で、たくさんすばらしい経験をしました!この街、人、この街でできた友人たち、みんな大好きです。別れると思うと涙が出てきます!本当に素敵な思い出ばかりの5年間でした!でも、ついに他の街に引っ越しするときが来ました。言葉も違います。新しいことばかりで大変なこともあると思いますが、神さまが私たちに与えたあたらしいチャレンジだと思ってがんばります❤

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